BONDS NEWS

BONDS選手不足問題勃発?!
[府中,2001.1.31=大井川慶次郎]

昨シーズン、SLBチャンピオンはおろかディビジョン優勝まで逃し、密かに戦力ダウンがささやかれているBONDSであるが、ここに来て今シーズンの復活に暗雲が立ちこめている。それは選手不足問題の勃発である。BONDS結成当初から活躍してきた主力3選手の大幅な出場減がその原因である。

まず、試合はおろか試合終了後の反省会において、その存在感を大いに発揮してきた小宮山内野手である。名古屋での長期滞在が決定し、今シーズン以降の彼の出場機会は大幅に減少する。常に「我が道をゆく」という、そのリーダーシップを失うのはBONDSにとっては非常に痛手である。しかし彼には滞在先の名古屋にて星野ドラゴンズの魂を十分に吸収し、BONDSに「戦う」意識を植え付けてほしい。だが、復帰までに数年を要した場合、その後の彼の肉体的な衰えを不安視する声も少なくない。

小宮山内野手の2000年シーズン成績
打率 試合数 打席数 打数 得点 安打 打点 犠打 四死球 盗塁 三振 失策
.225 15 47 40 4 9 6 0 6 5 7 9


さらに、今シーズンのBONDSを大きく揺るがすこととなるのは、BONDS自慢の先発2本柱である村上、小林両投手の出場機会の減少である。昨シーズンのBONDSの勝ち星の全てを稼ぎ出した彼らの登板試合数が減少するということは、そのままBONDSの勝ち星が減少するということにつながりかねない。BONDSの大魔人、堤投手の先発転向か?あるいは新たな先発投手の育成か?いづれにせよ今シーズンのBONDSは投手陣の整備が急務となる。

村上投手の2000年シーズン成績
防御率 試合数 勝率 投球回 被安打 被本塁打 与四死球 奪三振 失点 自責点
4.43 16 4 4 1 .500 68 68 7 46 28 76 43

小林投手の2000年シーズン成績
防御率 試合数 勝率 投球回 被安打 被本塁打 与四死球 奪三振 失点 自責点
2.23 13 7 1 0 .875 47 40 4 14 31 24 15


これらの問題に直面して、BONDSを指揮する池田監督は「今シーズンはさらなる新戦力の確保が大きなカギとなる」と語っている。
しかし昨シーズンに鮮烈なデビューを果たした伊東選手や、シーズン終盤に獲得した橋本、竹内両選手など、新戦力の補強も着々とおこなわれている。

果たしてBONDSはこの危機を乗り越えて、見事チャンピオンに返り咲くことができるのであろうか?
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