BONDS、マジックを消化! カンファレンス・ファイナル進出へ |
【東京1997/9/22=W.シャイラー】 ペナントレースもいよいよ終局を迎えつつある。BONDSは激戦を繰り広げる“混セ”の首位をがっちりキープしている。
レギュラーシーズンは9月まで行われ、10月からはプレイオフに突入する。はたして混セを制するのはどのチームか。 各チームの残り試合数(現時点)から首位争いを分析する。勝ち点制を採用しているSLBにおいては、この試合数こそが最も重要なファクターなのだ。
勝ち点34で首位をゆくBONDSは3試合が確定。さらに1試合分のグランドをキープしており、無事に試合が行われれば最低でも3点の勝ち点を得ることになる。 *3試合の場合 全敗3点〜全勝9点(トータル・37点〜最大43点) 4試合の場合 全敗4点〜全勝12点(トータル・38点〜最大46点) このBONDSに迫るのは、SLB最強といわれるRAMSだ。
現在の勝ち点27。首位のBONDSとは7点差。3試合が確定。この日程によって、どこまでBONDSに迫れるのか。 *3試合 全敗3点〜全勝9点(トータル30点〜最大36点) RAMSが3試合を行い全勝すると勝ち点36点。 最大の敵は“お天気” つまり、BONDSはあと3試合を消化するだけで優勝が確定する。現時点においてすでにBONDSはマジックをすべて消化しているのだ。 ただし、これはあくまでも現在確定しているスケジュールにおいて、の話だ。今後の日程によっては“メイクドラマ”もありうる。RAMSが直前になって試合数を増やすことも考えられるのだ。 よって、これはあくまで“暫定”マジックの消化に過ぎない。 草野球では無事に日程を消化できるとは限らない。今や天候こそが、BONDS最大の敵となっている。 気象庁は、9月下旬の関東地方は「秋雨前線により不安定になる」と発表したばかりである。 |